4月11日、ハートケアグループが運営する通所介護事業所の主任や施設の職員など21名が参加して、救急救命講習を実施しました。急を要する事態が起こっても的確に対応して人命を救助できるよう、消防署員から心肺蘇生法、AEDの使い方、喉詰めの対応(ハイムリック法・背部叩打法)を受講しました。
参加者全員が実際に心肺蘇生法を体験し、「救急車が到着するまで、胸骨圧迫を続けるのは大変だから交代して続けないといけない」「記録をとっておかないと救急隊に正確な情報を伝えることができない」など、やってみると沢山の気づきがありました。
また、後日、受講した主任が講師となり各営業所の職員へ伝達研修を行いました。中には、伝達研修にご利用者が参加された営業所もあり、心肺蘇生法(胸骨圧迫)も実際に体験されました。「道で倒れている人を見つけた時に携帯電話を持ってない時はどうしたらいいの?」「AEDのある場所がわからない時はどうしたらいい?」など、質問も沢山してくださり、関心の高さ、熱心さが伝わってきました。受講者からは、「見て学ぶのとは違って実践してみるとすごく難しかった。スタッフ全員が参加できるといいと思いました。」「実際に体験したことで落ち着いてできる自信を少し得ることができました。いざというときに役割を分担し、どのような行動をすべきかより具体的にイメージできて良かったです。」伝達研修の講師を担った主任からは「人に伝え、改めて手順を学びました。落ち着いて対応するため繰り返し機会を作り講習を受けることが必要だと感じた。」等の声が寄せられました。