新緑の季節を予感させる平成25年4月14日、訪問看護ステーション事業所で活動をしている療法士が集まり、午前11時より中央区心斎橋の「割烹湖月」で親睦交流会が開催されました。
昨年秋頃から、訪問でリハビリを実践している療法士同士”横のつながりがあれば、交流会を持ちたい”との声がありました。千里津雲台訪問看護ステーション(以下訪看ST)の石山満夫氏に相談させていただいたところ、発起人代表を快諾してくださいました。そこで地域としてつながりのあった事業所に声をかけ、スタイル訪看STの中村映自氏、ユーティー訪看STの辰巳一彦氏、シャローム訪看STの福岡一平氏、メディケア・リハビリ訪看STの辻岡勝志氏の5名が発起人となり、まずは関係者20名から30名が集まる交流会を開こうと企画がスタートしました。
同じ思いの療法士は多く、当日22事業所、75名の療法士が集いました。
第一回ということもあり、昭和40年代より日本で地域リハビリを実践してきた草分け的先人である、株式会社メディケア・リハビリの松下起士(かずお)氏の実践初期の熱い想いや歴史的経緯を語っていただきました。平成生まれの療法士も出てきている今、苦労した当時の話を聞く事は大変貴重な機会となりました。
関西福祉科学大学OT学科の横井賀津志氏には、地域で実践し効果をあげている棒体操を参加者と共に実演、手軽に訪問で役立つツールとして紹介して頂きました。棒体操はご自身の永年の研究テーマでもあり、効果を数字でも実証され、書籍も執筆されています。
その後は立食形式での交流会となり、名刺交換や歓談があちこちで活発に行われたり、壇上から各事業所の紹介が行われたりと、大いに盛り上がりました。
参加した多くの方々から、ぜひ今後も続けてほしいとの声がありましたので、発起人一同で次回についても企画していきたいと考えています。