デイルーム藤井寺は作業療法士・理学療法士が従事しており、ご利用者の身体状況に応じてリハビリメニューを作成しています。また、下肢筋力等が低下し歩行や立ち座り動作が困難な方へは、体調に合わせてリハビリ機器を使用しての体力作りや筋力UPトレーニングを行っています。
リラクゼーションや膝や足腰の痛みを緩和させることを目的に、あん摩マッサージ師によるサービス提供も行っています。
また、現在、認知症の方々へは認知障害の程度に応じて、機能回復や維持、少しでも生活上の障害が改善できることを目的に「読み・書き・計算」等の学習療法や回想法・音楽療法・リズム体操などを取り入れ、心身活動の向上に努めることで脳の活性化に繋げ「認知症のある方に、その人らしい生活を送っていただけるよう」取り組んでいます。
<身体に障害のあるAさんのリハビリエピソード>
10年前に脳出血で倒れ、後遺症として右半身に重度の麻痺が残りました。長い間、「歩く」ことを諦めていたAさん。再度、本人やご家族の意向を確認し、理学療法士や作業療法士、介護職員等の専門職が関わり「歩く」ことへのリハビリテーションを再開しました。
現在は平行棒内での歩行訓練を実施しており、自らの力で歩かれています。本氏自身「杖で歩くこと」が大きな力となり、目標となっています。