9月1日は『防災の日』でしたが、このブログをご覧になっている皆様は日頃の防災への備えは万全でしょうか?ここ数日は全国各地で豪雨災害や竜巻による被害が発生し、その凄惨な状況が報道されているため、災害時の行動についてしっかり考えておかなければならないと強く感じています。
先日は、営業所での消防訓練の様子をお伝えしましたが、今回は本社での防災への取り組みについてご紹介いたします。
9月5日(木)には、大阪府により『大阪880万人訓練』が実施され、府民全員に対して緊急警報メールが発信されました。ハートケアグループ本社では、そのメールをきっかけとして大地震が発生したと想定し、避難訓練を行いました。最寄りの非常階段まで避難し、職員が全員揃っているか点呼確認をして終了しました。
避難訓練の後は非常食の試食会を行いました。ハートケアグループのデイサービスや有料老人ホームには、最低2日分のご利用者と職員の水と食糧を備蓄しています。しかしながら、保存食と言っても保存期限があるため、期限切れにならないうちに試食会やご利用者のお食事として提供し、常に新しいものを備えるようにしています。
今回のメニューはタヒチカレーと豚汁でした。この他にパンの缶詰やお粥の缶詰もありました。私の個人的な記憶では、小学校の給食で非常食の体験として、1月17日にアルファ米のご飯が出ていたことがありましたが、あまり美味しいと言えるものではありませんでした。しかし、最近の非常食は進化していてとても美味しく、種類も豊富にあります。
職員にも好評で、思っていたよりも美味しいとの声が多数聞かれました。ただ、これを単なる試食のイベントとして終わらせるのではなく、この訓練をきっかけに職員それぞれが非常時の備えについて考えてもらえるよう、これからも取組んでいきたいと思います。