デイルーム藤井寺に7月8日水曜日、ボランティアサークル「出会の喜び」の方が訪問され、腹話術・歌・マジック・どじょうすくい(安来節)を披露してくださいました。以前にもリハビリプラザ守口やリハビリプラザ門真でも歌や踊りを披露して頂き、その様子を営業所通信で配信したところ、デイルーム藤井寺のご利用者の方から「見てみたいなぁ」というお声があり、来ていただけることになりました。当日も始まる前から「マジック楽しみやねぇ」「もうすぐ始まるから早く行こう」など、とても楽しみにされているようでした。ボランティアの方も13時半開始のところ、2時間も前に来られ、入念に準備をされていました。
<腹話術・歌>
いたずら好きの人形「ゆうちゃん」と一緒に楽しいトークと歌を腹話術で披露してくださいました。手や目だけでなく眉などの細かいところもちょこちょこ動き、かわいらしい表情にご利用者も微笑まれていました。そして最後はご利用者も一緒に「北国の春」を歌いました。
<マジック>
紙コップに入れた飲み物が紙テープに変化したり、筒に通したスカーフから花が出てきたり、何も入っていないはずの小さい箱から何枚ものスカーフ、だるま、首飾り、折り紙のすだれなど次々と出てくるさまは圧巻でした。マジックのレパートリーも豊富で、ご自分で考えたマジックもあるそうです。
黒いレコードをケースにいれて黄・青・赤のスカーフでこするとレコードがこすったスカーフの色に!ご利用者からは拍手と驚きの声が上がりました。
<安来節>
ジェスチャーだけでなく、どじょうの人形を生きているように操ったり、マジックのように蛇が飛び出したり、オリジナリティー溢れるどじょうすくいでした。本来の安来節は道具を使わず踊りのみですが、老人ホームや幼稚園、自治会のイベントなどさまざまな場所を訪問されるので、どの人にもわかりやすいように工夫をされているそうです。
また、安来節のおどりの師範の資格をお持ちで、ボランティア歴は約27年!以前は安来節の大会に出場されるなど、踊りのプロとしても活躍されていましたが、現在は生徒さんに教える傍ら、月7回ほどボランティアとして活動されているそうです。
「どじょうすくい初めて見たわ」「とても面白かった!」と、ご利用者の方々にはとても喜んでいただけたようです。ボランティアの方も、「真剣にじっと見てくださる方ばかりでとても緊張したけれど、また来たい。次回は本物の金魚を出すマジックやほかのものもぜひ見てほしい。」と笑ってお話されていました。
終わってからも、ボランティアの方と一緒に歌った「北国の春」を歌っておられるご利用者も。楽しいひと時を過ごして頂けたようでした。