9月27日(日)に「ホテル日航大阪」で第6回ハートケアグループ全体交流会を開催し、全29営業所、151名が参加しました。
第1部は開会のあいさつで始まり、グループ代表松下起士よりあいさつがありました。
『平成27年度より介護報酬改定があり、介護業界における経営環境は年々悪化しています。そのために中小企業の倒産件数が増えているとも言われ、当社も影響を受けておりますが、職員の頑張りや堅実な経営の結果、マイナスの分を取り戻しています。しかし、経営環境は改善してはいません。中堅企業が生き残るためには、小さいけれどもオンリーワン企業になるか、大企業になるかだと考えており、27年間の実績と社会的信用を踏まえて、会社の方針を大企業になるべく舵を切りました。ここ数年で新規の施設を次々と建てているのもそのためです。職員の方々には大変な思いをさせてしまっていますが、これも一流企業になり、職員がここで働いていてよかったなと思える企業にしたいと考えているので、なにとぞご協力をお願いします』という、厳しい介護業界で生き残るための経営方針についての話がありました。
次に株式会社ケアビューティフル代表取締役の山本陽子先生に「その人らしさを大切にする職場づくり」というテーマで基調講演をしていただきました。『「どうしてこの仕事を選んだのか?」と、理由を改めて考えてみるとその人がどの点で仕事に喜びを感じるかが分かります。人は仕事の対価を上げても、能率が上がらなかったり、仕事を短期間で辞めてしまったりします。職場環境がやはり重要で、その人らしく働くためには、個人の尊厳(=その人らしさ)を大切にする、つまり、相手を知ることと相手を認めること、目標を持ち仕事にやりがいを感じることが大切だと言えます』と、具体的な事例も交えながら分かりやすくご講演くださいました。
その後は営業所紹介と役員・本部長紹介があり、続いて表彰式を行いました。
今年は永年勤続表彰として20年表彰が1名、10年表彰が18名、表彰されました。また、ボランティアで活動されている方8名にも感謝状が贈られました。
そして、第2部は場所を32階のスカイテラスに移し、懇親会を行いました。夕暮れ時には特に空が美しく、素晴らしい景色を見ながら美味しい食事を頂き、歓談のひとときを楽しみました。余興では職員の手作りのダンス等を映した楽しい動画を流し、ゲームなどでも盛り上がり、職員間の交流を深めることができました。