今年度も昨年に引き続き、11月7日(土)に「地域向けチャリティハンドメイドバザー」を開催いたしました。昨年と比べると、5ヶ月から6ヶ月間と長期に渡って製作していたため、一つひとつの作品の質や個数などをバージョンUPすることができました。
ご来場者が手に取られていたレース編みやカバン、巾着や小物入れ、クッションや膝掛け、パッチワークの壁掛けなどは、ご利用者がデイサービスご利用中に製作された物ばかりです。リハビリの合間に、また、午前中にリハビリを行い、残りの半日を製作活動に当てるなどして、1日5・6名、総勢30名の方々が日々懸命に取り組まれておりました。製作活動期間中は涙あり、笑いあり、驚きありの日々で…この期間は、ご利用者、スタッフ共に充実した時間を過ごすことができました。
当日はご利用者やご家族、地域住民の方々など多くの来場者で賑わい、お陰様をもちまして、今年度も大盛況のもと終えることができました。スタッフ一同、深く感謝いたしております。
今回も「地域向けチャリティハンドメイドバザー」などのイベントを通して、気軽に足を運んでいただけるよう、また、当施設の取り組みについて広く地域の方々に知っていただきたく進めさせていただきました。当施設を拠点とし、ご利用者、ご家族、地域住民の方が交わることで、より施設の様子を知っていただけたのではないかと思っております。
尚、バザーで得た収益は今年も藤井寺市社会福祉協議会「善意銀行」に全額寄付させていただき、少しでも福祉物品の購入や災害などで被災した方々のお役に立つことができればと考えております。前回のブログでもお伝えしたとおり、昨年度のバザーの収益金を寄付させていただいたことにより、平成27年度藤井寺市民表彰・感謝状贈呈式に招かれ、市より感謝状を授与されました。これは、長期に渡ってバザー商品の製作に没頭し、一生懸命に取り組まれていたご利用者、総勢30名の方々がお力を合わせ、その懸命な姿勢や努力が実を結んだ結果であると考えております。心より感謝申し上げます。
誰もが安心して暮らせる「高齢化社会」を創るためには、地域住民の方々のご理解やご協力があってこそ成し得ることと考えております。今後も継続的に様々な形で「地域向けイベント」を進めて参りたいと思います。リハビリプラザ藤井寺は地域開放、地域に根差した施設を目標に、地域の中での役割を使命としております。私たち介護や医療の専門職が「在宅介護」を通して、少しでも地域の皆様の一助となれば幸いです。
今回、お忙しい中ご参加いただいた地域住民の方々、ご利用者・ご家族の皆様にはスタッフ一同、心より深く感謝いたしております。尚、ハンドメイド作品や材料などを寄付していただいた方々へも重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。