第22回 高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展「バリアフリー2016」が、4月21日から23日にかけてインテックス大阪で開催されました。同時開催された「慢性期医療展2016」「看護未来展2016」もあわせた3展で380を超える企業が出展し、3日間で計93,598人(主催者発表)の方が来場されました。ハートケアグループも、より多くの方に広くハートケアグループについて知っていただきたいとの思いから、今回のバリアフリー展に出展致しました。
ブースには、ハートケアグループの1988年の創業からのあゆみや、訪問看護・福祉用具レンタル・各種研修などの事業の概要、ご利用者の様子を掲載したパネルを展示し、ご利用者がデイサービスや施設で実際に過ごされている様子や訪問リハビリの様子を動画でご紹介しました。また、ご利用者が制作したクラフト作品や小物入れ、毛糸のたわしや帽子、ティッシュカバー、鍋しきなどの作品をバザーとして販売しました。
その他にも、施設やデイサービスに関するアンケートを実施し、回答していただいた方には、プレゼントとして当社オリジナルタオル、そしてペットボトルのふたを簡単に開けることのできる「らくらく実感オープナー」と、当社のパンフレットをお渡ししました。
3日間を通して、ブースには1200名を超える方が足を運んでくださいました。校外学習中の看護・医療関係の学生の方は、訪問リハビリの動画やパネルを見て熱心に質問されていました。韓国や中国など外国から来られた方は、「介護施設を運営する際の参考にしたい」と見学に訪れ、展示を写真に収めていました。介護・医療事業所関連の方々からは「レクリエーションや趣味活動の種類が豊富で驚いた」「リハビリ機器や内容がすごく充実している」「足湯が良い、自分のところにも設置したい」など嬉しいお言葉をいただきました。また、「施設入居でインスリンや認知症の方の受け入れはできるか」等、医療体制の受け入れについての質問も多数あり、施設の体験入居や見学の希望もいただきました。
ご利用者のバザー作品も小さなお子様から高齢の方にまで好評で、丁寧に作られた可愛い作品に思わず足が止まって見入られていました。中にはお一人で10点以上購入された方もおられ、お陰様をもちまして3日目には完売することができました。このバザー作品210点の売上金22,180円は、熊本地震の義援金として寄付致しました。お買い上げいただいた皆様に感謝致します。
他のバリアフリー展会場では、最新の福祉用具機器やロボット・福祉車両が所狭しと展示されていました。当社でも活躍するメンタルコミットロボット「パロ」や、足だけで運転できる車、片手だけで刺しゅうや編み物が出来る器具など様々な物が展示され、リフトやベッドの使用法の実演も盛んに行われていました。屋外の広場では各種イベントが行われ、補助犬のふれあい教室では聴導犬の賢さに歓声と拍手が起こっていました。
今回バリアフリー展に出展させて頂いて来場者と交流し、サービスの利用を決める際のニーズや、事業を運営する上で抱える悩みなど、様々な事情や考えを知ることができました。そして他事業所の方とお話しすることで当社と他事業所の違いを自覚し、ハートケアグループの美点と課題点を改めて確認することができました。褒めていただいた点は大切にし、不足していた点は今後の運営に生かし改善に努めていきたいと思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。