2021年9月3日から8日まで守口市役所で『守口市いきいきふれあい作品展覧会』が開催されました。
この展覧会は守口市が主催で、60歳以上の方が制作された絵画、写真、書道、手芸、陶芸、俳句、短歌、川柳などの様々な作品を展示しています。
この作品展覧会に毎年作品を出されているのが、リハビリプラザ守口（守口市/デイサービス）のご利用者のY様です。
今年、Y様が出展された作品は鉄腕アトムのちぎり絵。
製作期間は約２か月で、優しく懐かしい色合いの中にキャラクターが丁寧に作りこまれています。制作でのこだわりを伺うと、『特に意識したのは人物の目です。目は人の印象を左右するので、そこが一番難しかったですね』とのこと。
Y様に作品に込めた思いを伺うと、
『丁度制作している時期は東京オリンピックが開催できるか否かという時期で、東京など日本各地のコロナの感染状況も深刻でした。日々、みんなが不安を抱えている中だったので、早くコロナが終息し、オリンピックが無事開催できますようにとの願いを込め、昔から誰もが知っていて元気と勇気を与えてくれるキャラクターである鉄腕アトムを題材にしました』
Y 様の作品を始め、展覧会に展示されている多くの素敵な作品の中から Y 様の作品が選ばれ、「総合美術協会賞」を表彰されました。
『リハビリプラザ守口のスタッフや周りの方の支えがあったからこその受賞、みなさんのおかげです』と賞状を手に、笑顔でおっしゃっていました。
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