今年も『第23回高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展「バリアフリー2017」』がインテックス大阪にて開催され、ハートケアグループも昨年に引き続き出展しました。この「バリアフリー2017」と、同時開催の「慢性期医療展2017」「看護未来展2017」には、4月20日から22日の開催期間中、計91,356人の方が来場されました。
出展ブースには、ハートケアグループの会社紹介や、デイサービス・有料老人ホームのご利用者の様子、今年6月に開設予定の児童デイサービス「PARCにしのみや」をご紹介したパネルを展示しました。
また、昨年と同じく、グループ内のデイサービスのご利用者が制作された手芸作品もバザーとして販売しました。入居施設やデイサービスについてのアンケートも実施し、回答していただいた方にはプレゼントをお渡しして、ブース内を見学していただきました。PARCにしのみやのパネルで記念撮影していただいた方には、オリジナルトートバッグをプレゼントしました。
バザー作品としては、ティッシュカバー・コースター・帽子などの作品を販売しました。見事な出来栄えの作品は好評で、「こういう手作りの好きやねん」「孫に買っていくわ」と次々と売れてゆき、中には1日目にこちらで買った帽子をかぶって再度ブースに来てくださった方もおられました。介護事業所の職員の方からは「こんなに器用にレベルの高い作品を作れてすごいです」「こういう形で社会参加できて良いですね」と言っていただけました。バザー作品154点の売上18,000円は、全額日本赤十字社へ寄付いたします。
展示についても、「パネルの写真のご利用者の笑顔が良い」「職員も良い笑顔で、楽しんで仕事しているのが伝わってくるので、ご利用者にも良い影響を与えると思う。こんなところで働きたい」と言っていただくことができました。
また、他の出展スペースでは各種セミナーや機器のデモンストレーションが盛んに行われていました。身体を動かしづらい方でも簡単に使える器具や、障がい者のためのスポーツの紹介、認知症の疑似体験、移動用リフトの試乗など様々なブースがあり、来場者が熱心に見入っていました。イベントステージでは、聴導犬・介助犬の紹介や、車いすの点検・整備方法の講座などが行われていました。
期間中、ブースには800人を超える方が訪れて下さいました。医療系の学生の方は「現役の療法士の話を直に聞ける」「訪問リハビリって実際どんなもの?」と目を輝かせて質問されていました。運営のヒントを求めてきた介護事業所の職員の方は、レクリエーションの内容について質問され、「参考にします」と写真を撮影されていました。昨年にブースに来てくださった大阪府外の京都・兵庫・和歌山・奈良の方が今年も来て下さり、嬉しいことに”ハートケアグループ”と”ハートちゃん”を覚えてくださっている方も多くおられました。
今回の出展では、思わぬところでのご縁や、新たな繋がりを感じることができました。遠方の地域のケアマネジャーの方からは「メディケアの訪看さんにはお世話になりました」と声をかけていただきました。当社の事業所の近くにお住まいの看護師の方からは、「いつもデイサービスの職員が良い笑顔で対応しているのを見て、定年後はぜひここでボランティアしたい」と嬉しい言葉をいただきました。日頃から交流のある近隣の地域の事業所とも挨拶を交わし、パネルをじっくり見ていただいて、改めてハートケアグループについて知ってもらう機会を得ることができました。
これからも、皆様とのご縁を大切に、より良いサービス提供に努めていきたいと思います。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。