今回の「ハートちゃんが行く♪」は、特別編 ♪ 今までご利用者の声を聞いたことはあれども、ご利用者のご家族にじっくりお話を聞いたことは無いな~とふと思い当たり、一度お話を聞いてみたいな~という思いがムクムクと湧いてまいりました。

そして思い立ったが吉日、早速誰かインタビューに答えてくれる人はいないかな~と探したところ……とても良い人を紹介してもらうことができました!今回インタビューに答えて下さるのは、当社の有料老人ホーム「ケアホーム加美」のご入居者S・N様のご子息のN様。お父様の入居当時からの思い出を快く語ってくださいました!

ご利用者のご家族へインタビュー!!1

N様のお父様は2017年2月にケアホーム加美に入居。当時84歳で、認知症があり、以前圧迫骨折をしたため車いすで生活しておられました。ケアホーム加美は2016年の3月にできたばかりで、施設の1周年記念キャンペーンを機に入居されたそうです。

― ケアホーム加美に入居されるまではお父様はどんな様子でしたか?

そんなに喋るわけではなく、大人しい感じでした。通っていたデイサービスも行くのを嫌がっていて、みんなの中でカラオケしたり、ゲームしたり、そういうタイプじゃないんですよ。デイサービスに行っても結局何もせずに座っているだけで、たぶん面白くないんですよね。

それでもデイサービスに通いながら何とか家で看てたんですが、圧迫骨折してしまって、病院に入院することになったんです。もう立ったりはできなくなったので、退院後はリハビリのために老人保健施設に入りました。老人保健施設では、最初は動揺していたものの2年ほど落ち着いて過ごしていましたが、あまり長期間は入っていられなくて、次に入れる施設を探し始めました。

ご利用者のご家族へインタビュー!!2

―その後ケアホーム加美に入居されたのですか?

いえ、今まで母親が老健に通うのに自転車で20分ぐらいかかっていたので、近いところに行きたいと思って、ある施設に入りました。そこでは、朝ごはん食べたら部屋に帰して寝て、またお昼ご飯食べたら部屋に帰して寝てみたいな感じで、一日ごはん食べるとき以外は部屋に帰されていました。しっかりしてる人だったらテレビ見たりやりたいことしたりして過ごせるかもしれないけど、うちの父親の場合は、もう部屋に帰したら寝っぱなしだったんですよ。そうしたらやっぱり認知症もひどくなっていくと思うから、母親も心配で毎日行くようになってましてね。施設に入れてるのに毎日心配で行くとなったら、母親も高齢で病気を持ってたから、倒れるんじゃないかと思って…。ちょうどそのころケアホーム加美の家賃2ヶ月無料キャンペーンをしていて、母親と相談して「そっちに入ろう」となって、この施設に入所してから1か月程でケアホーム加美に移ったんです。

―ケアホーム加美での生活はどうでしたか?

イベントが活発ですね。見学した時、デイサービスがすごく活気があって良いなと思いました。僕の親戚の入ってる施設では、デイサービスに集まるイベントって、1週間に1回、あって2回ぐらいしかないって言ってたんですよ。でもケアホーム加美は毎日起こしてデイに集まって、カラオケとか秋には運動会とかやってて、イベントでは顔に何か塗って仮装してる職員さんなんかもいて、いつも楽しい雰囲気でした。父は認知症があってあんまり積極的に参加するという感じではなく、運動会でもただ渡されるままにボールを回していったりするんですけど、でも認知症だから何もしなくて良いのかって言ったら、たぶんやってたほうがいいと思いますし、そういう機会があって良かったなと思いました。

ご利用者のご家族へインタビュー!!3

―参加することで刺激が与えられるということですか。

そうそう、刺激っていうことですね。どうせ認知症だからと言って寝っぱなしが良いのかというと、やっぱり刺激が与えられてる方が良いと思うし、カラオケも別に自分から歌うことは無いんだけど、そういう音楽でも流れてる方が、たぶん刺激になってたんじゃないかなと思います。

―ケアホーム加美に入居して、お父様に変化はありましたか?

ケアホーム加美の前の施設では、たった1ヶ月しか入居してなかったのに、ボーッとしだして、反応も鈍くあまり笑ったりとかせずに表情が少なかったんですよ。でも、ケアホーム加美に入って食後部屋に帰さず起きて活動するようになったら、何かこう、表情が出てきたって職員さんに言われました。それは僕もそう感じましたね。施設でスイカ割りをした時の写真を見ると、すごく楽しそうに笑っていました。自分から喋るということは無かったんですけど、僕がふざけて警察官の敬礼のポーズをとったりしたらすごく笑ったりして、表情が明るくなりました。他の施設に見学に行った時、パッと見豪華で綺麗な施設はあったんですが、実際にはそういうことよりも、昼間に起きて活動的にしている方がよっぽど大事なことだと思いましたね。

ご利用者のご家族へインタビュー!!4

―ケアホーム加美のスタイルはお父様にマッチしたということですね。加美のサービスはどうでしたか?

基本的に看護師さんがいてくれてるのが大きかったです。他の施設を見学した時には看護師さんがいないことが多くて、常駐しているところはあってもすごく料金が高かった。だから加美のようなお手頃な料金で看護師さんが大体9時から6時ぐらいまで結構な頻度でいてくれたのが安心できましたね。父親は持病を持っていて、家族として救急搬送するかどうか決めるときに、看護師さんからも情報が入ってきてアドバイスをもらえるから助かりました。

また、いろんな器具をレンタルできるんですが、その対応が早かったです。つっぱり棒とか、ベッドの横に立つと鳴るセンサーを導入したんですが、希望を言った次の日にはもうつけてもらえました。
他にも、「こんな制度使ったらもっと安くなりますよ」と使える制度についても教えてもらえたり、衛生面での注意点についてアドバイスをもらえたり、何かあったらすぐに連絡をくれたり、細やかに気を配ってもらっているなと感じました。

―ケアホーム加美の設備はどうですか?

入った時は、施設が綺麗で気持ちよかったです。施設にデイサービスが併設しているのが良いですね。外の建物に移動する必要がなく、1階に下りたらすぐにデイに行ける。デイサービスの器具もすごく充実してますし。レッドコードとか、足温浴器とか、イージ・ウォーカーとか、メドマーとか。ケアホーム加美に入る前に5つぐらい他の施設を見学しましたけど、こんなに器具がそろってるところは見たことが無かった。

―お母様もケアホーム加美にとてもなじんでおられたそうですね。

僕がケアホーム加美に行くのは週2回程度でしたが、母親は頻繁に行っていて、父親に会いに行ったら父親だけにしゃべるのではなくて、周りの人ともすごい仲良くなっていました。母親がちょっと足を痛めて1週間ぐらい行けなかったら、他の利用者さんにすごい心配されたりしてましたね。

父親が入居中に1か月ぐらい入院したことがあって、ケアホーム加美に帰ってきた時に、何の打ち合わせもしていないのに、ご利用者さん全員から自然と拍手が沸き起こって、みんなが口々に「おかえり」「おかえり」って言って、職員の人もびっくりしてました。父親がっていうより、むしろ母親がそれだけ施設に馴染んで人気があったんでしょうね(笑)うちの父親も母親も、他のご利用者さんも職員さんも、家族のようなアットホームな施設でした。

ご利用者のご家族へインタビュー!!5

お父様とお母様のツーショット写真、とっても素敵ですね!

N様、長時間にわたるインタビューに答えていただき、ありがとうございました!気さくに楽しく話してくださり、ついつい時間がたつのも忘れて聞き入ってしまいました。普段ご利用者のご家族とお話しする機会もなかなか無いので、違う角度から興味深いお話が聞けて楽しかったです。当社の施設を気に入っていただけたようで、私も嬉しく思いました。

お褒めの言葉をいただき、これからもご利用者の皆様にもご家族にも喜んでいただけるよう、全力で取り組んでいきたいと気持ちを奮い立たせるインタビューでした。エイエイオー!

ご利用者のご家族へインタビュー!!6

※写真撮影時のみマスクを外しています。