先日紹介しました第1回大人の塗り絵コンクールの審査が行われましたので、結果発表の前に少しリポートしたいと思います!
7月下旬から審査が始まり、作品の展示会場に続々と審査員である役員やデイサービス、有料老人ホームそれぞれの職員が入場してきました。
審査のルールは、4つの塗り絵テーマ別に1つ作品を選んで投票。賞は銅賞・銀賞・金賞・役員特別賞があり、全作品の中から1つ最優秀賞が選ばれます。
じっくり作品を眺めると細かな工夫が見えて、審査員の皆さんはどの作品に投票するか悩みながらも楽しんで鑑賞されていました。
↑審査員は作品に付箋を貼って投票します。この作品に1票入っていますね。
↑こちらの作品にも票が入っています。
作品の前を行ったり来たりしながら意を決して投票!「虹色のヒレがひときわ目を引いていたから」と綺麗な色分けが投票の決め手になったようです。
有料老人ホーム職員のAさんと一緒に作品を見ていると、
「わあ!この作品、○○さんの作品なんだ!」ととても嬉しそうな表情。
作品には描かれたご利用者のお名前も一緒に載せているのですが、その名前を見てAさんと関わりのあるご利用者の作品と分かり、普段塗り絵などの制作をされている姿を見たことがないご利用者だったので、こんな綺麗な作品を作られるんだと驚きとともに嬉しくなったとのこと。
職員にとって、こうやって作品を通してご利用者の新たな一面を知ることができることもコンクールの良さの一つかもしれませんね。
集まった作品はなんと合計221点。この中には塗り絵コンクールが開催される前から塗り絵クラブの活動をされていたご利用者の作品もありますが、コンクールの開催をきっかけに初めて塗り絵に挑戦された方の作品も多いそうです。
ケアホーム伊賀ではちぎり絵制作が人気なのですが、コンクールを機に塗り絵をされたご利用者も、「塗り絵も意外と面白いね!」と、塗り絵を新しい趣味活動として楽しまれているそうです。
塗り絵クラブを発足する話も出てきているようですよ。
次回はいよいよ結果発表…!
いったいどの作品が最優秀賞に輝くのでしょうか。素敵な作品ばかりでどの作品が選ばれてもおかしくありません。結果がとても待ち遠しいです。
8月1日の結果発表について、また皆様に様子をお伝えしたいと思います!