この度の石川県能登半島地震で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。そして、被災された皆様が、一日も早く安心できる生活を取り戻せますように、生活再建に向けての復旧復興を心より願っております。

ハートケアグループでは、様々な災害からご利用者、職員の命を守れるよう、日頃から防災訓練や防災備品を備えるなどの対策を行っています。

当社ではどのような災害の備えをしているのか、今回は普段は立ち入らない施設の倉庫や備品置き場を少し覗いてみたいと思います。

~ハートケアグループ 有料老人ホーム・デイサービスなどでの災害への備え~

各有料老人ホームの施設内倉庫・備品置き場などには、ご利用者・職員の少なくとも3日分の備蓄飲食料が、そしてデイサービスには少なくとも1日分の備蓄飲食料が積まれています。

箱の中を覗いてみると、お湯でも水でも作れるおかゆ、湯煎で温めやすいパウチの筑前煮、肉じゃが、ポークカレーなどが入っていますね。
高齢者でも柔らかく食べやすい食料を選んでいるそうですよ。

食料と一緒にラップ、プラスチックコップ、使い捨てのカトラリーなどの食事に必要なものや、簡易トイレ用のポリ袋や凝固剤などが置かれています。

備蓄品は倉庫だけでなく色んな場所に置いてあり、昨年に追加購入したものがお風呂場にあるそうです。

脱衣室には、防災用の毛布が置いてあります。
『ご入居者のお部屋や倉庫ではなく、なぜお風呂場に毛布?』と思われるかもしれませんが、この防災毛布は、いつ起こるか分からない災害に備え、入浴介助中でもご入居者の身体を素早く毛布で包めるように、また入浴中の急な体調変化でも素早く暖を取れるようになど、様々な状況を想定して用意しているそうです。

他にも包帯や消毒液などの簡易な医療用品がセットされた頑丈なケース、ランタン、アルミブランケット、分厚い手袋、懐中電灯、ヘルメット、カセットコンロ……

携帯電話などが使えるようにソーラーパネル式の充電器やラジオなど、紹介しきれないくらい他にもたくさんの防災用品が倉庫にあります。

そして、ハートケアグループでは石川県能登半島地震や昨年の避難訓練を受けて、再び防災への備えを見直しています。今後も防災訓練、防災備品の置き場所や使用方法などの職員への周知徹底を行って、災害への対策や備えをしていくとのことでした。

 

ハートケアグループ有料老人ホームのホームページはこちら

ハートケアグループデイサービスのホームページはこちら