当社の各デイサービスでは、日々ご利用者が趣味活動を楽しみつつ、運動やリハビリにも励まれています。

高齢者でも使いやすいように負荷を調整できるトレーニングマシン、自身の力で負荷をコントロールできるレッドコード(スリングセラピー)、ボール・タオル・棒を使った体操、その方のご希望に沿った個別リハビリなど、様々な方法で運動・リハビリに取り組まれています。

ただ体を動かすだけではなく、そのリハビリをより効果的に、その方に合った効率のよいプログラムにするために、ご利用者の体力測定と今まで取り組んできたリハビリの評価を定期的に行っています。

今日は大阪府大東市にある「デイセンターリハビリプラザ深野」での体力測定と評価の取り組みについて紹介したいと思います!

 

~体力測定と評価とは?~
体力測定とは言葉通り、ご利用者の体力・身体の状態を把握するために行います。
リハビリプラザ深野では、3ヶ月に1回、年4回実施しているそうです。

体力測定の主な項目は、
・身長や体重の測定
・握力(筋力)
・生活動作確認
・2分間足踏み(持久力)
・柔軟性(関節可動域の確認)
・開眼片足立ち(バランス能力)
・Timed up & goテスト(複合的動作能力)

*Timed up & goテストとは、まっすぐ歩く以外の「椅子に座る」「立ち上がる」「何かを避けて曲がる」など日常的な移動機能を複合的に測るテストです。テスト内容は、まず椅子に座り、立ち上がったら数メートルほど先の目標地点で折り返し、また椅子に戻って座る、という一連の動作をします。介護施設、病院、リハビリテーションなどで幅広く行われているテストのひとつです。

体力測定と評価で効果的なリハビリを… リハビリプラザ深野1↑握力測定中…

ちなみに、このブログ記事のタイトルにある写真は、片足立ちをしてバランス能力の測定をしているところです。

この5つの項目から、おひとりおひとりの身体の状況や体力を把握した後、前回からのリハビリ目標の達成度や成果などを総合的に『評価』します。

評価を元に次の目標を設定したり、体力の維持・向上ができるよう、ご利用者個々により適したプログラム作りを作業療法士や理学療法士がお手伝いするそうです。

体力測定と評価で効果的なリハビリを… リハビリプラザ深野2↑作業療法士による個別リハビリの様子

体力測定と評価で効果的なリハビリを… リハビリプラザ深野3↑こちらは理学療法士による個別リハビリの様子

『体力測定と評価』
『リハビリのプログラム作り』
『目標に向けて日々のリハビリ』
そして、3か月後にまた『体力測定と評価』…
リハビリプラザ深野では、このサイクルでリハビリが行われています。

リハビリに取り組む上で「体力測定と評価」はひとつの区切り。
年4回の体力測定で、こまめに身体の状態を把握し、その時、その方に合った目標を立てていくことが、より効率的・効果的なリハビリに繋がっているんですね!

次回の「ハートちゃんが行く♪」をお楽しみに~!

ハートケアグループ デイサービスのホームページはこちら

デイセンターリハビリプラザ深野(大阪府大東市)のホームページはこちら