リハビリプラザ守口にメダカがやってきたのは3年半前。メダカを飼育されていたご利用者が、孵化させた稚魚を持ってきてくれたのです。エサやりなど、ご利用者で飼育担当を決め、お休みの時にはスタッフが飼育のお手伝いをしていました。
今年になり会社からも飼育・観賞用のメダカを購入してもらえるようになり、現在、水槽には9匹のメダカが泳いでいます。
3年半前の初代メダカは現在一匹になりましたが、9匹の中で一番大きく、今も元気に新しい仲間と仲良く泳いでいます。
現在、飼育担当を引き継いでくれているのはご利用者のK様で、エサやり・清掃・水替えなど、すべてを担って下さっています。
K様は、デイに来られると真っ先にメダカの水槽に向かい、メダカの様子を観察し、そしてエサやりをされます。天気の良い日にはバケツに水を汲んで太陽の陽射しでカルキ抜き。色々と工夫しながら繊細なメダカの飼育をして下さいます。 
熱心に飼育されているK様の様子に、興味のなかったご利用者も水槽を覗くようになり、メダカを通してちょっとした会話が生まれたり弾んだり。今ではご利用者同士のコミュニケーションの一つにもなっているようです。
これからも、たくさんのご利用者にきれいな水の中で気持ちよさそうに泳ぐメダカの鑑賞を楽しんでいただきたいです。 
