こんにちは。
ハートケアグループのマスコットキャラクターハートちゃんです。今年もブログ『ハートちゃんが行く♪』を宜しくお願いします。
今年最初の『ハートちゃんが行く♪』は、記念すべき第100回目を迎えました。第100回は、『デイセンターリハビリプラザ羽曳野(以下:リハプラ羽曳野)』の壁画アートクラブの皆様が制作した素晴らしいちぎり絵壁画の紹介です。
紹介する壁画は『リハプラ将軍』。このユニークなタイトルは壁画アートクラブのご利用者が考えたそうですよ!
『リハプラ将軍』の他にも、以前から立体的で華やかで迫力いっぱいのちぎり絵壁画が噂になっていました。
早速鑑賞に出かけてみると、写真でも素晴らしかった作品は間近で見るとさらに迫力満点!馬が走る姿も立体的に表現されていて躍動感いっぱいで、思わず「すごい‼」と感動でした。
また、鷹の羽の模様、赤富士山の山肌、馬の手綱など細かいところまで丁寧に表現されたクオリティーの高さにも感動し、妥協しない制作への意気込みを感じました。
こんな素晴らしい作品はいったいどのように作られるのだろうと制作の様子を聞いてみました。
1.作品の下絵を描くのは営業所長。デッサンや絵を描くのがとても上手で壁画アートクラブの制作のアドバイスやサポートをされています。
下絵が仕上がると、ご利用者にお披露目されて皆さんのテンションも制作意欲も膨らみます。そして立体感を出したいところに営業所長が新聞紙で膨らみを付けてからご利用者のちぎり絵制作が始まります。
2.色紙を貼る前に、まずは新聞紙の立体部分にペーパータオルを貼ってできるだけ表面を滑らかにし、色紙を貼り付けやすいように、そして新聞紙の色が移らないようにします。
3.そしていよいよ細かくちぎった色紙を貼り付けて仕上げていきます。
壁画アートクラブは火・水・金・土曜日の午後から活動。作品の進み具合を見てその日仕上げる場所を決めて貼り進めていくそうです。
ご利用者は、「新しい作品が始まるとワクワクし、午後からの時間もあっという間に過ぎる」、「作品が仕上がっていくのはとても楽しい」、「みんなで相談し、アイデアを出し合って制作していくのが何より楽しい」など、皆様、制作をとても楽しまれていました。
クラブを陰で支える営業所長に制作活動への想いを聞いてみると、「ご利用者には、アイデアや工夫を出し合って制作過程を楽しんでほしいし、仕上がりの達成感・満足感も味わってほしい」また、作品の仕上がりについては「いつも自分の想像を超える仕上がりでビックリさせられていて、ご利用者のアイデアや創意工夫に感動している」と嬉しそうに話してくれました。そしてご利用者同様、作品の完成を毎回とても楽しみにしているそうです。
天井が高く、吹き抜けになっているリハプラ羽曳野のフロアの高い壁には、これまでの素敵な壁画作品もずらり。まるでちょっとした美術館のようでした。
壁画アートクラブの次回作は『義経と弁慶』。
今から仕上がりがとても楽しみです!
完成すれば、またご紹介したいと思います。お楽しみに~!
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