ケアホームだより9月号をアップしました。
2010年9月 のアーカイブ
ケアホームだより9月号
2010年9月13日 月曜日『事例集とヒヤリ・ハット』事例掲載のお知らせ
2010年9月13日 月曜日新たに「訪問介護での失敗事例」について掲載しました。
職員募集(介護職員)
2010年9月10日 金曜日有料老人ホーム青蓮荘の介護職員(正社員)を募集しています。
詳細は、職員募集のページをご覧下さい。
職員募集(送迎スタッフ)
2010年9月8日 水曜日羽曳野営業所 トランスポート班の送迎スタッフ(正社員)を募集しています。
詳細は、職員募集のページをご覧下さい。
職員募集(ヘルパー)
2010年9月7日 火曜日ハートケア交野ヘルパーステーションのヘルパー(パート)を募集しています。
詳細は、職員募集のページをご覧下さい。
福祉用具貸与(成功事例):浴室リフトの設置で入浴が楽になった。
2010年9月6日 月曜日事例
本人像:45歳男性 要介護4/脊髄損傷
(相談内容)
学生時代にプールに飛び込んだ際に頚椎を骨折し、脊髄損傷となった。加齢とともに本人の体重が80Kgを超えてきており、家族も高齢化して入浴介助が困難になってきたので浴室環境を改善して欲しい。
(提案)
目的は介護負担の軽減とする。
大規模な工事を行い、天上走行式のリフトを設置する選択肢もあるが、公的補助金を利用しても自己負担金が高額になってくるということもあり、ご家族の意向を踏まえ、据え置き型浴室リフトの設置の提案を行った。
ヒント
(利用者の声)
母親:「自分も歳を取って息子の介助が日に日にしんどくなっていた。このリフトでほんとに楽に介助ができるようになりました。」
本人:「自分が太ってきたことで母親の負担が増えていることも理解しており、親に気を遣っていたけど、気持ちが楽になりました。」
(今回のポイント)
天井走行型リフトを設置すると浴室→脱衣室→トイレ→居室等へ移動できるというメリットはありますが、高額な工事費用がかかります。今回はご家族の意向もあり、簡単に設置できて介護保険制度のレンタル対象商品となっている「据え置き型リフト」をご提案しました。
「据え置き型リフト」のメリットは以下の点があげられます。
・工事費用がかからない。(※一部例外あり)
・介護保険制度を利用できる。
・府営住宅や公団、マンション等の浴室にも設置できる可 能性が高い。
・不要になれば取り外すことができる。
『事例集とヒヤリ・ハット』事例掲載のお知らせ
2010年9月6日 月曜日新たに「浴室用リフト」について事例を掲載しました。
養成講座開講情報(大阪府内)
2010年9月3日 金曜日平成22年8月31日現在の大阪府内の養成研修講座の開講予定をUPしました。
ガイドヘルパー養成講座・ホームヘルパー養成講座・介護職員基礎研修の直近4か月分の開講予定がご覧になれます。
詳しくは、『資料のダウンロード』のページ内の大阪府養成研修講座資料の項目をご覧下さい。
通所介護(成功事例):パワーリハビリを継続し靴を履くことができた
2010年9月2日 木曜日事例
本人像:70歳女性 要介護3/パーキンソン病
(サービスに至る経緯)
1年前から体の動かしにくさ、ふらつきがあったため病院で検査を行った結果、主治医よりパーキンソン病と診断される。自宅では1人暮らしのため料理、洗濯、買い物など家事をすべて自分で行っているが、体を動かすのが困難なため一つ一つ動作に時間がかかっていた。現状の生活が維持できるように体の動かしにくさの改善を目的としてデイサービスの利用を開始した。
(デイサービス利用開始時の状況)
・デイサービスでは入口で椅子に座って靴を脱ぎ、室内用靴に履き替える。
・靴の着脱動作がゆっくりなため、靴を履き終えるまで時間がかかっていた。
・靴をどうしても履けない日は、靴のかかとを踏んで歩いていることもあった。
(対策)
・体の動かしにくさを改善し、生活をしやすくすることを主目的として週1回通所での運動を実施する。
・パワーリハビリテーション(上肢・下肢の運動)を行う。
(経過)
1ヵ月目:パワーリハビリの上肢と下肢の運動を靴を脱いだ状態で行う。パワーリハビリ終了直後は、片手を壁について支えにし、たった状態で靴を履くことができるようになる。
しかし、「数日経つと体の動かしにくさが元にもどる」と言い、翌週の利用時には靴を履くのに時間がかかる状態に戻ってくる。
3ヶ月目:パワーリハビリ終了後、数日経つと体の動かしにくさが元に戻っていたが、この頃から少しずつ体の動かしにくさが改善され、デイサービスの来所時や、自宅で椅子に座っての靴の着脱が以前に比べて早くできるようになった。
(現在の状況)
・デイサービス利用から5ヶ月経過した現在は、体の動かしにくさが改善され、一番大きく変わったところは靴を履くのに時間がかからなくなったことである。
・自宅の家事についても動作がスムーズになったため、時間が短縮できた。
(利用者の声)
「パワーリハビリテーションをするようになってから、体が動かしやすくなり生活がしやすくなった」
(まとめ)
パワーリハビリテーションにより動作性が改善し、靴の着脱がスムーズになった事例である。パーキンソン病の特徴的な症状の一つに『動作緩慢』があり、動きが小さく、動作がゆっくりになることがある。そのため、体のいたるところで使わない筋肉が増え、動作性が低下していくという悪循環に陥る。
パワーリハビリテーションは軽い負荷で各部の使っていない筋肉を万遍なく動かし、全身の筋肉を使うことで眠っている力を活かし、発揮する。又、運動をすることで脳内にドーパミンという有益な物質が分泌され、その影響でパーキンソン病の症状が軽減すると言われています。このような結果によって体の動かしにくさが改善され、靴の着脱等の動作を始め、生活動作にかかる時間が短縮した。
『事例集とヒヤリ・ハット』事例掲載のお知らせ
2010年9月2日 木曜日新たに「パワーリハビリテーション」について事例を掲載しました