2010年10月 のアーカイブ

職員募集(介護職員、看護師、送迎スタッフ他)

2010年10月29日 金曜日

・デイセンターリハビリプラザ守口の看護職員(パート)、送迎スタッフ(パート)

・デイセンターリハビリプラザ門真の看護職員(パート)、介護職員(パート)

・デイセンターリハビリプラザ交野の介護職員(正社員)

・ハートケア交野ヘルパーステーションのヘルパー(パート)

・ヘルパー24門真の厨房補助(パート)

の職員募集要項をUPしました。詳細は、職員募集のページをご覧下さい。

『2010介護職の就職支援セミナーのご案内』

2010年10月28日 木曜日

昨年ご好評いただきました『介護職の就職支援セミナー』を今年も開催することになりました。
介護資格を持ちながら介護職員として就業されていない方を対象に『介護職の資質や魅力、基本的な接遇マナー、認知症ケアの療法などについての内容と、実践的な介護技術を改めて確認していただき、現場復帰につなげていただけます。
当メディケア・リハビリも協力機関として参加致します。是非、一歩踏み出してご参加ください!

デイルーム藤井寺通信11月号

2010年10月27日 水曜日

デイルーム藤井寺通信11月号をアップしました。

通所介護(成功事例):スリングセラピーで歩く自信を取り戻した!

2010年10月26日 火曜日

事例

本人像:78歳男性 要介護4/脳梗塞


(サービスに至る経緯)

2年前に脳梗塞を起こし、病院で3ヶ月間リハビリを行った。左方麻痺が残ったが退院時には杖で歩行できる状態まで回復した。退院後、自宅内での移動の際、転倒することがあり、転倒する回数が増えてきたため歩くことに自信をなくし、家の中でも車椅子を使うようになる。
状態が悪くなってきていると感じた家族より「家の中だけでも歩いて移動できるようになってほしい」という希望があり、歩行能力の向上を主目的としてデイサービスの開始となる。


(デイサービス開始時の状況)
歩くことに対して不安が強かったため、デイサービスの建物内でも車椅子で移動していた。また移乗動作が不安定で排泄時に車椅子からトイレ便座への移乗の 際には、バランスを崩すため、転倒しないように介護職員が支えて行っていた。その他、立位時には麻痺側下肢に荷重することに不安があった。


(提案・対策)
・歩行時のバランス向上と転倒予防を主目的として週3回、デイサービスでのリハビリを実施する。
・スリングセラピーを使用し、座位や立位でバランス訓練を行う。



ヒント

(経過)

1ヵ月後:立位でのスリングセラピーを行っている時は転倒の不安を訴えることが多い。また大きなふらつきがあり、転倒寸前で介護職員が支えること度々ある。

3ヵ月後:運動中、ふらつくことや介護職員が支えることが少なくなり、バランスの改善が見られる。この頃からトイレ便器への移乗時にバランスを崩すことがなくなり、排泄動作も安定し、見守り程度の介助だけで、ほぼ一人でできるようになる。

6ヵ月後:運動以外の移動・移乗の場面でも、ふらつくことが少なくなり、介護職員の見守りのもと、デイサービス建物内で杖歩行を開始する。

12ヵ月後:デイサービス内での移動は杖歩行となり、介護職員の見守りが必要ないほど安定している。


(現在の状況)

デイサービス内だけでなく、自宅内でも家具や手すりを利用しての伝い歩きや杖歩行で移動するようになった。外出時以外は車椅子を使用することがなくなった。


(利用者の声)

本人の声:『スリングセラピーを使えば、立った状態でも両手の支えがあるので安心して思い切り運動ができた!』


(まとめ)

スリングセラピーを行うことによりバランスが向上し、歩く自信を取り戻した事例である。歩行時の転倒は、歩くことに対する自信を失うだけでなく、骨折のリスクにつながり、最悪の場合は転倒をきっかけに寝たきりになる場合もある。
歩くことに不安を持つ利用者に対しては、安全に運動ができる環境を作ることと、転倒に対するリスク管理が必要となる。
本症例で用いたスリングセラピーはロープを持って行うため、バランスを崩しそうになっても安心して運動ができる。そのため、大きく身体を動かすことや麻痺側下肢へ体重をかける動きも可能となる。
バランス能力が向上したことで歩行時の安定性が改善し、自宅での歩行能力が再獲得できたと考えられる。

『事例集とヒヤリ・ハット』事例掲載のお知らせ

2010年10月26日 火曜日
新たに『スリングセラピーで歩く自信を取り戻した!』について事例を掲載しました。

青蓮荘だより10月号

2010年10月25日 月曜日
青蓮荘だより10月号をアップしました。

職員募集(送迎スタッフ)

2010年10月20日 水曜日
羽曳野営業所トランスポート班の送迎スタッフ(正社員)を募集しています。
詳細は、職員募集のページをご覧下さい。

『事例集とヒヤリ・ハット』事例掲載のお知らせ

2010年10月19日 火曜日
新たに『訪問リハビリ(成功事例):安全な歩行を獲得し「岸和田だんじり祭り」に参加できた』について事例を掲載しました

訪問リハビリ(成功事例):安全な歩行を獲得し「岸和田だんじり祭り」に参加できた。

2010年10月19日 火曜日

事例


(サービスに至る経緯)
くも膜下出血で右麻痺となったが日常生活動作はほぼ自立していた。しかし、てんかん発作を起こしいて以来、歩行に自信がなくなってしまい、外出する機会が減っていた。安全な歩行の獲得や復職に向けて作業療法士による専門的なリハビリを希望し、訪問リハビリの依頼に至る。


(開始時に状況)
・T字杖を用いて近隣までの散歩はできていたが、麻 痺側である右側の腰が引け、右下肢を振り回す歩き方であった。
・散歩の時には後方から接近する自転車や自動車に気が付かないことがあり、周囲へ注意を払うことが困難であった。
・約半年後にある「岸和田だんじり祭り」で息子が地区の団長をすることが決まっており、「岸和田だんじり」にどうしてもついて行きたいという強い希望があった。


(解決すべき課題)
・安定した歩行を獲得し、安全に外出することができる。
・「岸和田だんじり祭り」について行ける程度の歩行能力(速さ・耐久性)を獲得する。


(リハビリ目標)
短期目標:安全な屋外歩行能力の獲得(疲労の少ない歩き方で周囲へ注意を向けられる)
長期目標:岸和田だんじり祭りへの参加


(リハビリ内容)
効率の良い歩行の獲得を目指し、週2回の訪問リハビリを開始。
・麻痺側への荷重を意識させるバランス訓練。
・歩行や立ち上がり動作を通して麻痺した筋肉の運 動を再獲得する。
・屋外での様々な危険に注意できるような屋外歩行 練習。
・自主トレーニング指導。


ヒント


(経過)
開始時:自主トレーニングを指導するが、焦りからか過剰な運動量になりがちであった。足元ばかり見ながらの屋外歩行を毎日続け、延々と距離を伸ばそうと躍 起になっている様子である。又麻痺を強めるような歩き方になっており、このまま継続すればさらに麻痺を強めてしまう可能性があったので、日常での歩き方と 自主トレーニング指導を中心に行った。

2ヵ月後:歩行の様子をビデオに撮影し、「だんじり祭り」のDVDとともに見てもらうことで歩行の良いイメージ作りをした。自身の歩行を客観的に見てもらった。
3ヶ月後:自主トレーニングにおいても「だんじり」の速度と必要な距離を意識した歩行ができるようになるが、周囲の自動車や自転車に注意することはやや不十分。復職を考えているとのことで、それに向けてリハビリをしたいと希望が聞かれるようになる。
5ヵ月後:「だんじり」コースを実際に歩いてみるなど、より実践的な自主トレーニングを実施。復職後の事務作業能力獲得に向けて、右上肢巧緻動作訓練を追加する。
6ヵ月後:「だんじり祭り」に参加する。途中までは歩行で参加したが、後半は疲労のため車にのせてもらったとのことであった。息子の活躍を見ることができて満足し、「来年こそは歩いて参加するぞ」と意気込みも聞かれる。
8ヵ月後:復職を目標にリハビリ実施。事務作業に必須であるパソコン入力操作の獲得を目標に巧緻動作訓練を実施。自動車の運転に関して、条件付免許について情報提供を実施。


(現在の状況・結果)
・「岸和田だんじり祭り」に参加し、来年に向け歩行練習は続けている。

・出勤も2日に1回から開始し、徐々に出勤日を増やしていく。
・自動車免許も条件付で更新し、改造自動車の購入も決まったと喜んでいる。


(利用者の声)
本人の声:「また、だんじり祭りに参加できて本当にうれしい!まだまだ不安はあるが前向きに生活していきたい。」


(まとめ)
歩行訓練では、正しい知識がないと麻痺をさらに強めてしまうなどの可能性がある。今回のケースでは、歩行の様子をビデオ撮影し、客観的に自分の歩行を見て もらえたため適切な姿勢などが理解されやすく、効果的なリハビリができたといえる。又、訪問リハビリ以外でも的確な自主トレーニング量の指導・実施により 意欲を継続してもらうことができ、結果として目標を達成することができたと考える。

職員募集(看護師・保健師)

2010年10月18日 月曜日
・メディケア・リハビリ訪問看護ステーションの管理者(看護師・保健師)<正社員>
・メディケア・リハビリ訪問看護ステーションの看護職員(看護師・准看護師)<正社員>
を募集しています。
詳細は、職員募集のページをご覧下さい。