今月の特集は、海外研修報告と、また、表紙ではリハビリプラザ富田林のしめ縄制作の様子をご紹介しています。
グループ通信のページからご覧ください。
事例集とヒヤリハットのページに事例「訪問介護 (失敗事例):料理の味が薄いとクレーム」を掲載しました。
経緯
利用者宅には調味料が揃っておらず、置いている調味料は賞味期限の過ぎた古いものであったため、ヘルパーは利用者の健康に配慮し、調味料は少量しか使わなかった。その結果、利用者から「味が薄い。水が多い」とのクレームが出た。
再発防止
・このケースは、ヘルパーは調味料も無駄なく使い、利用者に経済的な負担をかけないように配慮している。『利用者宅にあるもので作る』ことが基本だが、それにも限界がある。まず事業所として、本人・家族に一般的な調味料を揃えていただくように提案すること。
・味付けをする前に次のことを利用者に確認する。
① 調味料が不足していること。
② 古いものであるため分量を減らし調理すること。
・調理途中、調理後に、味見をしてもらうことで、トラブルを未然に防ぐことができる。