事例
(事例)
デイサービスでご利用者を午後2時にトイレ誘導したがその後、他の業務に夢中になってしまい1時間程度トイレ内にご利用者を置き去りにしてしまった。
(問題点)
①集中力を欠いて仕事に取り組んでいたこと。
②他のご利用者に目がいっていた。
③トイレに誘導したご利用者から目を離すのであれば他のスタッフに声かけをする必要性があった。
④ご利用者が自分からナースコールを押す等の行動ができないということを把握できていなかった。
⑤危険予測ができていない。
ヒント
このケースの場合、何よりも自分がトイレ誘導したご利用者の見守りが最優先の業務であった。
ご利用者の身体状況を把握し、他のスタッフと共有できていればこのような事態にはならなかったのではないか。又見守りから目を離すと、どのような事が起こるかという危険予測も全く不十分だったと言える。