経緯
言語障害のある利用者の食事介助中、「かまぼこを切って、わさび醤油で食べたい」との要望があったが、ヘルパーは、わさびを希望していることが聞き取れずにいた。その利用者は身振りも早く、口の動きも早く、コミュニケーションを取れないでいた。その後のサービスもギクシャクしてしまい、「もう帰って。ごはんはいらないから帰って」と取りつくことができなかった。
再発防止
・出来るだけ口の動きや身振り手振りで、ヘルパーが利用者の言葉を拾うことができれば良いが、このケースのように言語障害があり、意思疎通が困難な場合は、紙に書く、文字盤を利用する等をして、利用者とコミュニケーションを交わす事も可能かと思う。ただし、そういったものを使うことで、逆に利用者の自尊心を傷つけてしまわないか、にも注意が必要である。