経緯
利用者宅には調味料が揃っておらず、置いている調味料は賞味期限の過ぎた古いものであったため、ヘルパーは利用者の健康に配慮し、調味料は少量しか使わなかった。その結果、利用者から「味が薄い。水が多い」とのクレームが出た。
再発防止
・このケースは、ヘルパーは調味料も無駄なく使い、利用者に経済的な負担をかけないように配慮している。『利用者宅にあるもので作る』ことが基本だが、それにも限界がある。まず事業所として、本人・家族に一般的な調味料を揃えていただくように提案すること。
・味付けをする前に次のことを利用者に確認する。
① 調味料が不足していること。
② 古いものであるため分量を減らし調理すること。
・調理途中、調理後に、味見をしてもらうことで、トラブルを未然に防ぐことができる。