経緯
利用者の家族が不規則な勤務形態のため、夜まで家族が帰宅できない時は、サービス終了後にヘルパーが施錠してポストにカギを入れて帰るルールになっていた。その日は、『出掛けるから施錠しなくて良い』との指示が利用者からあったため、ヘルパーは下駄箱の上に鍵を置いたまま退出した。しかし、施錠しない時も鍵はポストに入れて帰ってもらわないと困るとの旨、利用者から電話があった。
再発防止
・普段と違った手順になる場合は、勝手な思い込みで対応せず、時に慎重に利用者へ確認を行う。
・『鍵をポストに入れる。事業所で預かる』いったサービスは、一つ間違えればヘルパーも家族も中に入れず、安否確認すらできないといった重大な事態にもつながる。鍵の扱いは細心の注意を払う。