ハートケアグループでは毎年度、グループ内の職員が“エイジレス社会”海外福祉事情・調査研修に参加しています。今年は10月16日より7日間、職員4名がオーストラリアでの研修に参加しました。
オーストラリアの総人口2,135万人(2007年)うち、13%が65歳以上の高齢者、 その11%が85歳以上の後期高齢者で、65歳以上のインフォーマルケアは推定50万名以上と言われています。 日本との共通点としては、これからオーストラリアも日本同様ベビーブーマー世代(団塊の世代)が高齢者として介護サービスを受ける対象となってくるため、介護サービスを提供する事業側は、人材育成と質の高いサービス提供に取り組み続けなければならないということです。
オーストラリアでは、シドニー市内にある広大な敷地に建てられた施設や、オーストラリアでは非常に珍しい認知症高齢者の短期宿泊施設など5箇所を見学しました。様々な専門ライセンス所持者によるアセスメントやボランティア活動員との取組みが実施されており、大変意義のある研修となりました。