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タイトル
マーク 2017.01.27 line 訪問介護(失敗事例):「路上で車イスから転倒。ご利用者の言葉に従い、報告が遅れる」

経緯

 

 車イス介助での外出の際、路面の凹凸によりご利用者が膝から崩れ落ちる形で車イスから転倒し、頭部(右額)に擦り傷を負った。ご利用者は、『ヘルパー事業所や自身の住む老人ホームスタッフ、家族等への連絡はしなくていい、黙っていればいい』と言ったので、ヘルパーはすぐに事業所に連絡せず、サービスを終わらせてから報告した。(8時間程度の長時間サービスの後、事業所に連絡が届いた)その後の定期受診の際にCT検査を行った結果、左頬の軽度の骨折と診断された。


 再発防止


・ご利用者が『大丈夫』と言ったとしても、本事例のように『報告しなかった』『報告が遅れた』ことにより第2のトラブルに繋がってしまうケースがある。そういった事を後になってから聞かされたご家族は、きっと事業所やヘルパーに対し不信感を抱き、事業所もヘルパーも信用を失ってしまうことになる。このケースだけでなく、ご利用者が『家族に連絡しなくていい』と言われることは多い。しかし、どれだけご利用者が『言わなくていい』といったとしても、ヘルパーには『報告の義務』がある。今回のように、言わなくていいと言っている本人の前で事業所へ連絡を入れるのは難しいが、義務である。「報告をする責任が自分にはある」という事をご利用者に明確に伝え、直ちに報告すること。

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