経緯
マシンを終え、椅子に移動しようとしていたご利用者が前方に傾いたように見えたため、後ろにいた職員が腰を持ち支えたところ、床に膝をつく形で転倒してしまった。ご利用者は『(いつも通り)歩いていたら後ろから腰を持たれたので倒れてしまった』とのこと。そのご利用者は日頃から杖を使い、前傾姿勢で歩行している方だった。また、介助なしでの歩行を希望し、腰に触られるのを嫌がっていた。
再発防止
・ご利用者がどのような介護を希望し、普段どのような歩き方をしているかを把握しておく。その上でタイミングを見極め、適切な介助を行う。
・身体に触れられることを嫌がる方であっても、転倒の危険がある時には介助させてもらう旨、了承を得ておく。