経緯
オイルポットの油を鍋にそそぐ際、オイルポットを持った手が滑った。
ヘルパーは掃除をしてから退出したが、次に訪問したヘルパーから、部屋が油まみれになっていると事業所に連絡が入った。数名がかりで掃除を行い、キッチンマットを弁償した。
再発防止
・問題点
① 油をこぼしたことをご利用者と事業所に報告していなかった。
② 油をこぼした後の掃除の仕方に問題があった。
③ 油を踏んだ履き物で屋内を歩きまわった。
・油をこぼした場合、雑巾で油を拭いても床一面に油を伸ばすだけである。処理は、『水ではなく、お湯で絞った雑巾に固形石鹸を泡立て何度も拭く』といった方法が基本となる。色々な洗剤を使うと、今度はフローリングが変色してしまうといった2次的トラブルが発生する恐れがある。
・自身の失敗は必ず事業所に報告すること。
・油をオイルポットから鍋に注ぐ時、鍋からオイルポットに戻す時は慎重に行うこと。
・床に油がこぼれた状態のままだと筋力が低下している高齢者でなくても転倒の危険がある。
また、家事や床の変色といった事も考えられる。